レポート
職員研修「院内感染対策研修会」を開催しました。
11月2日(金)に全職員を対象とした「平成30年度第1回院内感染対策研修会」を開催しました。
今回は、2人の講師の先生にご来院いただき「血液体液暴露防止対策」について講演していただきました。
まず講演①では、名古屋市昭和保健センター所長の木戸内清先生から、国内での血液媒介職業感染防止の歴史から、取り組み、対策についてご講演いただきました。最後には映像メッセージを流していただきました。
つづいての講演②では、小牧市民病院院内感染対策委員会の上田知仁先生から、針刺し事故による感染率や、リスク、また針刺し時の記録の重要性などを分かりやすく講演していただきました。
感染予防は、職員一人だけが予防しても大きな効果は得られ難く、多くの職員が感染予防を日々の臨床の中で意識する事で大きな効果を発揮することに繋がります。誰かにうつさない事も大切ですが、まずは感染症にならないように職員一人一人が注意して行動する事が最大の感染予防に繋がるのではないかと考えられます。
これからも、患者さんに安心・安全な医療を提供できるよう今回の感染対策研修で学んだ事を病院全体で実施して感染予防に努めていこうと思います。
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講演する木戸内先生
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講演する上田先生
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熱心に聴講する職員