センター

不妊治療センター

概要・診療方針

不妊治療は産婦人科、泌尿器科、検査科を統合し不妊治療センターとして診療を行っております。多くの部署が連携することにより、できるだけ多くの方々に子供が授かりますよう頑張ります。よろしくお願いいたします。

不妊症とは

不妊症とは2年妊娠しない場合を言いますが、最近では1年妊娠しなければ検査や治療を始めることが多くなっています。原因不妊症の夫婦の頻度は約18%と言われています。不妊症は絶対に妊娠しないというわけではなく妊娠しにくい状態です。1回の排卵での妊娠率は正常の夫婦で15~25%、治療をしてない不妊夫婦では2~3%程度の妊娠率と言われており、放っておくとほとんど妊娠しないので治療が必要になります。

原因

不妊症の原因には、排卵しないなどの排卵の異常、受精の異常、卵管が詰まっているなどの卵管の異常、子宮内膜症による不妊、精子の異常、抗精子抗体を持っている免疫性不妊、原因がよくわからない機能性不妊があります。不妊症の男女別の原因は、WHOの統計で女性側に原因があるものが41%、男性側に原因があるものが24%、男女ともに原因があるものが24%、原因不明のものが11%となっています。

治療方法

明らかな原因があればその治療を優先します。原因のはっきりしない機能性不妊症の場合は排卵日を調べてタイミングを指導するのを2~3周期行います。妊娠率は2~3%です。それでだめな場合は過排卵刺激を加えます。過排卵刺激というのは排卵があっても排卵誘発剤を使う方法です。多くはクロミフェンという薬を使います。4~5%妊娠率が上がると言われています。2~3周期やってだめな場合は過排卵刺激に人工授精を加えます。人工授精は排卵日に精子を洗浄、濃縮して子宮の中に注入する方法です。これで4~5%妊娠率が上がると言われています。ここまでやって妊娠率は13%となり、ようやく正常の1番下の方ぐらいの成績になります。ここまでで約1年かかります。それでもだめな場合は体外受精を考えます。体外受精の成績は年齢にもよりますが、20~30%の妊娠率です。

事実婚のご夫婦の方へ

日本産科婦人科学会は今まで体外受精の治療を受けるご夫婦は婚姻関係にある夫婦に限るとしてきましたが、2014年に事実婚かんけいにあるカップルに対しても治療を考慮すると立場を変えました。さらに近年、社会情勢の変化により夫婦のあり方に多様性が増した結果、医療現場では法律婚ではないご夫婦(いわゆる事実婚の夫婦)においても不妊治療を受ける権利を尊重することになっています。

このような社会情勢の変化と2021年1月から特定不妊治療助成事業拡充したことにより、当院でも事実婚を対象としたご夫婦に対して治療対象とすることとしました。

治療を開始する前に、担当スタッフが一度詳しいお話をさせていただきます。

以下の連絡先にお電話していただき、予約後来院をよろしくお願いします。

 

TEL:026-292-2261
担当:地域連携課 坂口ひろみ(不妊カウンセラー)

 

教室

当センターでは各種教室を開催しております。どうぞお気軽にご参加ください。

妊娠をのぞむ方の懇談会

現在不妊治療をされている方、妊娠・出産について興味のある方など、年代や当院での治療の有無・受診歴等は問いません。参加は無料です。
今年度も多くの方のご参加をおまちしております。

 

スケジュール 新型コロナウイルス感染症流行のため、開催は未定です。

現在不妊治療をされている方、妊娠・出産について興味のある方など、年代や当院での治療の有無・受診歴等は問いません。参加は無料です。
今年度も多くの方のご参加をおまちしております。※予約不要・参加無料

※内容は都合により変更になる場合があります

お問合せ 産婦人科外来 担当:宮沢  電話(代)026-292-2261

妊娠準備学級

妊娠準備学級とは、そろそろ妊娠したい、不妊症について知りたいとお考えの方を対象とした教室です。「妊娠準備学級」の開催日は下記の予定です。(予約・受付不要)

2022年度 妊娠準備学級予定

開催日 曜日 会場/時間
2022年4月28日 木曜日 中央棟4階

あい講堂

16:00~

5月12日 木曜日
6月30日 木曜日
7月28日 木曜日
8月25日 木曜日
9月27日 火曜日
10月25日 火曜日
11月22日 火曜日
12月27日 火曜日
2023年1月24日 火曜日
2月28日 火曜日
3月28日 火曜日

[注意」院内での写真撮影・動画撮影・録音は禁止とさせていただいております。

 

お問合せ先 TEL.026-292-2261(代) 当院産婦人科外来又は産婦人科病棟まで

 

体外受精料金

令和4年診療報酬改定に伴い、令和4年4月1日より体外受精顕微授精の料金を下記の通り改定させていただきます。

※ホームページにすべての情報は掲載しておりませんのでご了承ください。

詳細につきましては診察の際に説明させていただきます。

※保険診療と保険適用外の治療の混合診療について

保険適用外の治療は全額自己負担です。体外受精など保険適用の技術と組み合わせると「混合診療」となり、保険適用になった部分も全額自己負担になってしまうので注意が必要です。

①診療報酬にて定められた点数に従い保険算定します。

 

保険診療でかかる費用の概算(高刺激法)

種類 自己負担3割の場合
1.受精卵(胚)凍結の場合〈アンタゴニスト法〉 約460,000円 約140,000円
2.凍結胚移植(ホルモン補充周期)の場合 約280,000円 約90,000円
3.受精卵(胚)新鮮胚移植の場合〈ショート法〉 約430,000円 約130,000円
4.顕微授精  卵子の数によって48,000~128,000 約16,000~39,000円
5.人工授精 18,200円(排卵誘発剤等は別途になります) 約6,000円
6.胚凍結保存維持管理料(開始から3年まで) 10,500円

②回数制限、年齢制限を超えた方は下記の料金となります。

種類 金額
体外受精・採卵・受精・胚移植 330,000円
顕微授精採卵・受精・胚移植 352,000円
凍結胚移植(胚移植移行) 55,000円
胚凍結保存維持管理料
・開始から4年以上経過した場合は、受精卵の期限更新時に、個数に関係なく胚凍結保存維持管理料をお支払いいただきます
38,500円

●これから自己注射希望の方へ
体外受精・顕微受精のプログラムを組む前に、自己注射の指導を受けていただきます。(予約制)
プログラム開始中の自己注射指導は行えません。ご了承ください。

種類 金額
トリプルマーカー検査 14,300円
羊水染色体検査 99,000円

同意書ダウンロード

凍結受精卵(胚)の保存延長同意書・廃棄同意書はこちらからダウンロードしてご使用ください。

 凍結受精卵(胚)の保存延長同意書(2022年4月1日~)

 

凍結受精卵(胚)の廃棄同意書(2022年4月1日~)

 

医師紹介

木村 薫 (きむら かおる)

1976(昭和51)年卒

役職 名誉院長、不妊治療センター長
資格 日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医・指導医
母体保護法指定医
専門分野  産婦人科全般、不妊症
本道 隆明 (ほんどう たかあき)

1987(昭和62)年卒

役職 地域医療部長、産婦人科統括部長、地域周産期母子医療センター
資格 日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医・指導医
母体保護法指定医
専門分野 婦人科腫瘍、手術、不妊症、分娩など産婦人科領域全般に対応いたします。
加藤 清 (かとう きよし)

1990(平成2)年卒

役職 産婦人科部長、地域周産期母子医療センター副センター長
資格 日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医・指導医
日本婦人科腫瘍学会専門医
母体保護法認定医
専門分野  婦人科腫瘍
中沢 昌樹 (なかざわ まさき)

1996(平成8)年卒

役職 泌尿器科部長
資格 日本泌尿器科学会専門医・指導医
泌尿器腹腔鏡技術認定制度認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医(泌尿器腹腔鏡)
ロボット(daVinci)手術認定医
日本排尿機能学会認定医・代議員
専門分野
鹿島 大靖 (かしま ひろやす)

1996(平成8)年卒

役職 産婦人科部長
資格  日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医・指導医
日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医
日本産婦人科内視鏡学会腹腔鏡技術認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
母体保護法指定医師
専門分野 婦人科腫瘍
鈴木 尚徳 (すずき ひさのり)

2002(平成14)年卒

役職 泌尿器科医長
資格 日本泌尿器科学会専門医・指導医
日本がん治療認定医機構認定医
泌尿器腹腔鏡技術認定制度認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医(泌尿器腹腔鏡)
日本化学療法学会抗菌化学療法認定医
日本医師会認定健康スポーツ医
日本病院総合診療医学会認定医
専門分野 泌尿器腫瘍、男性不妊、尿路感染症など
西村 良平 (にしむら りょうへい)

2008(平成20)年卒

役職 産婦人科医長
資格 日本産婦人科学会認定専門医
NCPRインストラクター
J-MELSベーシックインストラクター
日本スポーツ協会公認スポーツドクター
母体保護法指定医
日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
日本DMAT隊員
専門分野
藤森 美音 (ふじもり みお)

2014(平成26)年卒

役職 産婦人科医師
資格 日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医・指導医
専門分野