診療科

リウマチ科

概要・治療方針

当院リウマチ膠原病センターは内科系医師と整形外科系医師が協力して診療する目的で1996 年4月に設立されました。現在では膠原病科(内科系)とリウマチ科(整形外科系)が有機的なグループとして診療を行っています。これは全国的に見ても特色ある診療形態です。外来は内科系と整形外科系が同一フロアで診療し、病室は同じ病棟を使い、ミーティングも合同で行っています。リウマチ性疾患は全身広範囲に疼痛などの症状を呈することが多く、患者を多角的に診療することが必要です。リウマチ性疾患の通院患者は現在千数百名、入院患者は常時20 数名です。関節リウマチは約1000 名、関節リウマチ以外の疾患は数百名です。膠原病、即ち、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、強皮症、混合性結合組織病、皮膚筋炎・多発性筋炎などは主に膠原病内科で診療し、また、脊椎関節炎、線維筋痛症などは整形外科系を主に診療しています。 2010 年前後から、欧米では脊椎関節炎の新たな分類基準が提唱され、MRI などの画像診断の解釈を含めて変革期に入っている。脊椎関節炎の登録患者は 1999 年以来2000 名超でである。この疾患グループには、強直性脊椎炎、乾癬性関節炎、掌蹠膿疱症性骨関節炎、腸炎性関節炎、反応性関節炎、ぶどう膜炎性関節炎、そして、軸性脊椎関節炎があります。理学所見と問診に加えて、MRI、CT、超音波などハイテク技術を用いて診断することが多いです。また、軸性脊椎関節炎に加えて、末梢性脊椎関節炎の分類基準も提唱され、従来、線維筋痛症と診断されていた症例も末梢性脊椎関節炎と診断されることが多くなっています。関節リウマチに対してはメトトレキサートを薬物療法のアンカードラッグとして使用し、インフリキシマブ、エタネルセプト、アダリムマブ、トシリズマブ、アバタセプト、ゴリムマブなどの生物学的製剤の投与を行っており、現在、既治療患者は500 名に迫ろうとしています。また、脊椎関節炎にも生物学的製剤の効果があることが各種の調査により証明されており、当科でも50 数名の患者に投与され、良好な結果を得ています。保険収載でもインフリキシマブ、および、アダリムマブは強直性脊椎炎への投与が認められています。当院は厚労省の研修指定病院、また、日本リウマチ学会教育施設でもあり、医学部卒業後の研修医も受け入れています。膠原病に関しては北里大学医学部膠原病感染内科および信州大学第3 内科(脳神経・リウマチ・膠原病内科)の協力もあり、常時数名が交替で外来診療に当たっています。手術的治療においてはリウマチ科では主に手指、足指の変形、あるいは腱断裂に対して形成術を行っています。膝および股関節破壊に対しては整形外科の協力を得て人工関節置換術を施行しています。2014

医師紹介

鈴木 貞博 (すずき さだひろ)

膠原病科部長、総合診療科部長、リウマチ科部長、リウマチ膠原病センター長

昭和57年卒

主な職歴

北里大学 膠原病感染内科、神奈川県厚生連伊勢原協同病院

資格

日本内科学会総合内科専門医・研修指導医
日本プライマリケア連合学会認定医・研修指導医・評議員
日本リウマチ学会専門医・指導医・評議員
日本医師会認定産業医
医学博士

専門分野

膠原病全般の診断と治療、関節リウマチの内科的治療、不明熱疾患の診断と治療

小野 静一 (おの せいいち)

東洋医学科部長、リウマチ科医長、昭和58年卒

主な職歴

信州大学整形外科、丸の内病院

資格

日本整形外科学会専門医
日本リウマチ学会専門医・指導医
日本リハビリテーション医学会認定医
日本医師会認定産業医
日本東洋医学会漢方認定医
日本リウマチ財団登録医
日本整形外科学会スポーツ医

専門分野

リウマチ性疾患、関節リウマチ、線維筋痛症、膝関節、手関節、足関節、東洋医学、栄養学

浦野 房三 (うらの ふさぞう)

リウマチ膠原病センター顧問 昭和51年卒

主な職歴

信州大学医学部附属病院

資格

医学博士
日本リウマチ学会専門医
日本リウマチ学会指導医

専門分野

リウマチ性疾患(関節リウマチ、脊椎関節炎、線維筋痛症など)

学会関係役員

多発性付着部炎研究会顧問、日本脊椎関節炎研究会理事、日本線維筋痛症学会理事、
日本リウマチ学会評議員、
信州リウマチ膠原病懇談会顧問、線維筋痛症友の会顧問、日本整形外科学会会員

担当医表

リウマチ膠原病
センター
午前 下島

田中住(第3・5)

小野

安村

浦野

小野

上野

浦野

田中

小川

浦野

浦野

小野

午後

(予約のみ)

下島

田中住(第3・5)

市川 上野 小川

石井

鈴木

中村(第2)

担当医表はリウマチ膠原病センターのものです。
詳細は外来へお問い合わせください。