病理診断科
概要・診療方針
2008年4月に厚生労働省は“病理診断科”を臨床標榜科として認定いたしました。
2010年7月より常勤の病理専門医が2名となり、病理診断、臨床検査の管理を分けて診療に当たっています。
当科では、生検や手術材料の病理組織・細胞診標本作製と診断を、病理専門医 2 名、臨床検査技師 5 名(うち細胞検査士 4 名)で行っています。病理診断についてはダブルチェック体制をとり、難解症例については信州大学病院中央検査部、癌・感染症センター都立駒込病院病理科等にコンサルトしています。中規模病院のメリットを生かし、臨床医とは常に連絡を取り合い相談しやすい体制をひいています。
診療内容
-
- 病理専門医2名によるダブルチェック体制での迅速な病理診断
- 臨床各科とのカンファランス、臨床研修医に対する教育
・手術材料を中心とした外科病理カンファランス(毎月)
・CPC(年5回)
・臨床各科とのカンファランス(随時) - 学会発表・論文作成の協力
- 病理診断セカンドオピニオン
- 病理外来(患者・家族の要望に応じて)
難解な症例や病理診断の精度管理、正確性維持のため以下の病理診断科と提携し、コンサルトを受けています。
信州大学中央検査部病理診断科
東京都立駒込病院病理科
昭和大学医学部臨床病理診断学部門