センター

地域周産期母子医療センター

概要・診療方針

  1. はじめに
    新病棟建設により2015年5月から3階病棟が地域周産期母子医療センターとなり、産科 部門と新生児部門が連結され、今まで以上に連携が取りやすくなりました。
  2. 産科部門について
    現在、常勤医6名で診療しています。年間分娩数は約600~700件、帝王切開術は約180件です。取り扱う領域は、正常分娩、切迫流早産、各種合併症妊娠、ハイリスク妊娠です。長野市南部、千曲市、坂城町の妊娠分娩、そして最近では上田地区のハイリスク妊娠を主に扱っています。32週未満の早産は主に長野県立こども病院にお願いしていますが、妊娠継続可能な場合はできるだけ当センターで管理を行っています。また症状の改善を認めた場合はご紹介元にお戻りいただくこともしています。
  3. 新生児部門について
    現在、常勤医4名で診療しています。入院定数は15名で、比較的広いスペースを有しています。年間入院数は約170名で、その内訳は黄疸、低出生体重児、呼吸障害、感染症、低血糖症、その他の順となっています。32週未満の早産児および重症児の場合は主に長野県立こども病院にお願いし、安定後は再び当院に再搬送されて退院まで当科で対応しています。退院基準は、修正36週以降、体重2500g以上となり、状態が安定した場合としています。産科部門と新生児部門の良好な相互連携により、母児およびその家族のためにベストを尽くしていきたいと思います。

医師紹介

産科部門

本道 隆明 (ほんどう たかあき)

1987(S62)年卒

役職 地域医療部長、産婦人科統括部長、地域周産期母子医療センター長
資格 日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医・指導医
母体保護法指定医
専門分野  婦人科腫瘍、手術、不妊症、分娩など産婦人科領域全般に対応いたします。
加藤 清 (かとう きよし)

1990(H2)年卒

役職 産婦人科部長、地域周産期母子医療センター副センター長
資格 日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医・指導医
日本婦人科腫瘍学会専門医
母体保護法指定医
専門分野  婦人科腫瘍

新生児部門

中村 真一(なかむら しんいち)

1991(H3年)卒

役職 小児科統括部長、地域周産期母子医療センター副センター長
資格 日本小児科学会小児科専門医
日本医師会認定健康スポーツ医
専門分野 神経発達症、神経