レポート
大規模災害対応訓練を実施しました
当院では、11月5日(土)の午後に、大地震の発生による火災および負傷者の受け入れを想定した大規模な災害訓練を行いました。医師や看護師をはじとするスタッフ、地元住民や看護専門学校生ら計約150人が参加、けがの程度で治療の優先順位を決めるトリアージなどに取り組みました。
院内での大規模災害対応訓練は通算で11回目を数え、新棟での大規模災害対応訓練は完成した昨年に続き2年目です。震度7の地震が長野で発生し、免振構造ではない病棟から出火したとの想定で火災訓練及び地域から多数のけが人が来院したとの想定で行いました。
トリアージはホスピタルストリート南側に設置したエリアなどで実施しました。症状を訴える患者が次々と訪れ、医師や看護師が重症度を4段階で判断しました。
患者は車いすや担架で各エリアに搬送され、応急処置を受けました。参加した病院スタッフは患者の容体急変などに緊張感を持って対応していました。
近年は、毎年日本のどこかで大地震が発生し避難生活を余儀なくされる方々が大勢いらっしゃいます。またその際には病院は地域住民の心のよりどころとなります。地域住民の方の期待に沿えるよう、今後も訓練を通していざという時に対応できるスキルを病院職員身につけたいと思います。