お知らせ
PCI(経皮的冠動脈形成術)治療が9000症例に達しました
当院では1993年9月に開始したPCI治療件数が2024年6月に9000件に達しました。
PCI(経皮的冠動脈形成術)治療とは、狭くなった、あるいは詰まった冠動脈(心臓の筋肉に血流を送る血管) に対し、カテーテルを用いる治療法の総称です。PCI治療はカテーテル治療、ステント治療、冠動脈インターベンションと呼ばれます。
開始初年度は18件、翌年94年は24件と少しずつ治療件数は増加し、2012年には治療件数が年間520件に達しました。その後の治療件数は年400件前後で進み、今年2024年は6月時点で220件を数え、9000件に達しました。今年は年間で440件ほどに上るのではないかと予想されます。
当院循環器内科は現在、医師7名、うち5名でPCI治療を担当しています。
矢彦沢久美子循環器内科統括部長は「スタッフ、病院の協力のおかげでPCI9000件に達することができました。これは県内でも有数の治療実績だと自負しています。今後もスタッフの知識・技術向上に努め先端技術を駆使した治療をつづけ、患者さんに適切な治療をしていきたい。」と述べられました。
当院循環器内科では、今後も心臓血管外科をはじめとした他診療科と協力し、患者さんとご家族への思いやりをもって安心・安全な医療を提供できるよう尽力し、地域医療に貢献していきます。