輸血に関する病院の方針
宗教上の理由等により輸血を拒否する患者さんへ
宗教上の理由により輸血を拒否する信念は、人格権を構成する信教の自由に基づく権利であることを理解し尊重いたします。
しかしながら、患者さんが小児の場合や救急の現場では輸血をしないという決断が困難な状況もあります。よって当院では、2008年の宗教的輸血拒否に関する合同委員会報告や成人の定義などを参考に、以下のように対応いたします。
1.18歳未満の患者さんや、重度の認知症の人など医療に関する判断能力のない人の場合では、「いかなる状況でも輸血をしない」という「絶対的無輸血」には同意いたしません。輸血の必要な事態に陥った場合は救命のための輸血を行います。
2.18才以上であっても、あらかじめ輸血が避けられないと判断されるにもかかわらず、輸血の同意をいただけない場合、当院での治療をお断りさせていただく場合があります。
3.救急搬送時や不測の事態で輸血が必要になった時に、本人の輸血拒否の意思が明白でない(意識障害があり、かつ本人の意思を明記した「携帯カード」を確認できない)場合、救命のため輸血が必要であると医師によって判断されたときは輸血を行います。
4.本人の輸血拒否が明白であっても、産科的出血、加害者のいる患者さんの場合では、輸血を含めた治療を考慮いたします。
以上

























