レポート
「地域医療連携交流会」を開催しました
当院は10月29日、長野市内で地域の医療・介護・福祉関係者との連携を強化するため、「地域医療連携交流会」を開催しました。交流会では、近隣医療関係者、介護福祉関係者、院内の医師ら約100人が参加し、連携を深めました。交流会では、当院で行っている治療の報告を行いました。開会にあたり、南長野医療センター統括院長の宮下俊彦が「センターとして篠ノ井は急性期医療、新町病院は回復期機能を担い、引き続き地域医療に貢献したい」と挨拶を述べました。その後、講演会が行われ、整形外科部長石垣範雄から「最新の肩関節疾患の治療について」と題し人工肩関節治療に関する動向と、リバース型人工肩関節置換術の治療例を報告しました。脳神経外科統括部長村田貴弘からは「脳神経外科の手術治療」と題し、神経内視鏡手術の報告等を行い、低侵襲・安全な手術治療に努めていると報告しました。麻酔科部長坂本明之からは今年度開設した「ペインクリニック外来」の治療状況について報告しました。最後に「新町病院の現況について」と題し、同じセンターである新町病院院長丸山正昭が新町病院の現状と役割を紹介しました。講演終了後は意見交換会が行われ、参加者と連携を深めました。閉会にあたり院長池野龍雄は「今後も最新の治療を取り入れ安全な医療の提供に努めたい。引き続き地域の医療関係者との連携を強力に進めていきたい。引き続きご協力をお願いします。」と述べました。
当院では、定期的にこのような交流の機会を設け、近隣の医療機関の皆さんと地域医療の連携に努めております。いただいた貴重なご意見を反映できるよう、日々の診療に尽力してまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。