診療科

形成外科

概要・診療方針

体表の腫瘍、先天異常、外傷など形成外科一般の治療を行っています。平成29年4月より常勤医1名・信州大学形成再建外科からの非常勤医師1名(月1回の外来診療)で診療を行っております。

診察内容

月・木・金は午前、火・水は午後に外来を行っています。
月・木・金の午後に手術、レーザー治療を行っています。
紹介・予約制となっておりますので、受診の際は形成外科外来まで、お電話にてお気軽にお問い合わせください。

当院形成外科で行う主な診療
「腫瘍」

皮膚、皮下の腫瘍の摘出 欠損が大きい場合は局所皮弁術、皮膚移植などで層の早期閉鎖を行います。

「外傷」

軟部組織損傷、熱傷、顔面骨骨折

「先天異常」

臍ヘルニア(でべそ)、多指症、合指症、舌小帯短縮症、乳児血管腫、単純性血管腫(赤あざ)

「その他」

眼瞼下垂症、睫毛内反症(逆さまつげ)、腋臭症(わきが)、レーザー治療(自費診療)、レーザー脱毛、炭酸ガスレーザー治療(CO2RE)

レーザー治療

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医療レーザー脱毛
当院形成外科では、ロングパルスアレキサンドライトレーザーGentleLASEを導入して、日本人の肌に適した医療レーザー脱毛をおこなっています。
※ 医療レーザー脱毛は保健適用外(自費診療)です

特徴
  • 日本人の肌に合った定番の医療レーザー脱毛
  • メラニンへの吸収に優れ、効果的な脱毛が可能
  • 痛みが少ない
  • スピードが速く、治療は短時間で終了
医療レーザー脱毛の仕組み

毛根は毛をどんどん作り出していく働きがあり、毛を抜いてもまた生えてきます。皮膚にレーザーを当てると、毛根内の毛の中に含まれるメラニンに吸収され、毛根内の温度を急上昇させます。その熱で毛根とその周辺の組織が破壊され、毛根が毛を作れなくなります。

医療レーザー脱毛の効果

エステの光脱毛はいろんな波長の光を含んでいるため、皮膚の色々な部分で吸収されるために毛根をきちんと破壊することが出来ません。法律的にも毛根を破壊するほどの強さで照射することが認められていません。医療レーザー脱毛のレーザー光線は脱毛に最も適した単一波長の光で出来ているため、効果的に行うことが可能です。しかし、エステの光脱毛でも同様ですが、完全な脱毛は困難です。脱毛ではなく、長期的な減毛です。追加照射が必要な場合もあります。
レーザー照射は1か月~2か月間隔で4~6回(最低3回)必要です。
毛根には毛周期があり、成長期が数か月続いた後、休止期に入り数か月は毛を作りません。
休止期の毛根には毛がありませんので、レーザーを当てても毛根を破壊することができません。そのため、効果的に脱毛をするためには1か月~2か月間隔で4~6回の施術をする必要があります。(毛周期の違いにより、部位によっては必要回数が増えることがあります。)

治療時間

約10分~30分程度(部位や箇所によります)。
※初回は照射前の説明のため+15分程度必要です。

通院間隔

周期に合わせ、1ヵ月~2か月おきに約4~6回の施術が最も効果的です。

注意事項

はれ/赤み
直後に皮膚表面が赤くなりますが、一過性のもので数日程度で治まります。
※まれに症状が長引いたり、毛のう炎を発症する場合がありますが、適切な処置で改善していきます。

剃毛
事前に施術部位の剃毛を行って来てください。抜毛はレーザー照射の効果がなくなるため止めて下さい。
痛み
照射中はゴムで軽く弾かれる様な痛みを感じる場合があります。特に毛の濃い部分は痛みを感じやすくなります。
洗顔・洗髪・シャワー
当日より可能です(温まることにより処置部位に発赤が生じる時があります)。
メイク・激しいスポーツ・飲酒
翌日より可能です。
合併症
紅斑、毛のう炎、硬毛化(毛が硬くなること)、やけど
その他
治療期間中は日焼けを避け、必ず日焼け止めクリームをお使いください。

料金(自費診療)単位:円
項目 金額(税込)
初診料 3,168
再診料 814
両脇(1回) 9,000
両前腕(1回) 20,000
両上腕(1回) 20,000
両前腕+両上腕(1回) 36,000
両下腿(1回) 24,000
両大腿(1回) 38,000
ビキニライン(1回) 14,000
顔面(女性)(1回) 12,000
男性ひげ(上口唇)(1回) 5,000
男性ひげ(両頬)(1回) 10,000
男性ひげ(顎)(1回) 10,000
男性ひげ(顎+上口唇)(1回) 12,000
男性ひげ(全範囲)(1回) 22,000
追加 5ショット 1,000
追加 10ショット 2,000

その他、処方薬別途自費

炭酸ガスレーザー治療
当院形成外科ではフラクショナルモード搭載炭酸ガスレーザーCO2RE(コア)を導入し、患者さんのご希望や症状に合わせたダウンタイムの少ない治療を行っています。
※ 医療レーザー脱毛は保健適用外(自費診療)です

フラクショナルレーザーとは

レーザー照射によって皮膚に微細な穴を開け皮膚を新しく入れ替える美肌治療です。照射部位は新しく再生した皮膚組織と入れ替わり、生まれ変わった表皮と新生コラーゲンが肌のハリや凹凸間を改善します。

フラクショナルモード搭載炭酸ガスレーザーCO2RE(コア)の特徴

多彩な照射モードで症状に合った最適な治療の選択
高性能スキャナー機能により痛みが少なく、正確できれいな仕上がり
色素沈着やダウンタイム等の副作用が少ない治療

主な適応症例
  • ホクロ
  • ニキビあと
  • イボ
  • キズあと
  • 小じわ
  • 毛穴の開きの改善
  • 肌質の改善 など
治療の流れ
  • カウンセリング
    治療内容および注意事項を説明します
  • 治療の前に
    治療部位のメイクや皮脂の汚れを石鹸や洗顔剤でしっかりと落とします
  • 必要に応じて
    麻酔クリーム等による表面麻酔あたは局所麻酔を行います
  • 治療
    レーザーを幹部へ照射します
  • アフターケア
    照射後は治療部位に応じた処置を行います。
    照射後の日常ケア方法については別途説明します
注意事項

施術によってはしばらくたってから炎症後の色素沈着が起こることがあります。
傷跡が常色や紅色、褐色調の瘢痕として残ることもあります。
施術前、後ともに日焼けは必ず避けてください。日焼け止めを使用してください。
他の注意事項は受診時に説明します。

施術を受けられない可能性のある方
  • 妊娠中の方
  • 施術部位に何らかの皮膚病変がある方
  • 光線過敏のある方
  • 光線過敏を誘発する薬剤、外用薬、サプリメントを使用中の方
  • ケロイド体質の方 等
料金(自費診療)単位:円
項目 金額(税込)
初診料 3,168
再診料 814
単純黒子(ほくろ)

*取り切れるまで無償追加

*最終施術から半年以内の再発は半額

5,500
脂漏性角化症

・3mm未満
・3mm~10mm
・10mm以上15mm以下
・15mm以上

3,300
7,700
11,000
16,500
スキンダック(軟性繊維腫) 1,100円
脂腺増生症 3,300
汗管腫、稗粒種、ルビー血管腫 2,200
ニキビ跡

・額
・鼻
・両頬部
・口周り・顎
・両頬部・口周り・顎セット
・全顔
・顎下
・首

・その他の部位の妊娠線、傷あとなど照射部位1cm当たり

 

22,000
4,000
30,000
11,000
35,000
44,000
22,000
33,000
3,300

担当医

横山 俊一郎 (よこやま しゅんいちろう)

2015(平成27)年卒

役職 形成外科医
資格 日本形成外科学会形成外科専門医
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施医師
専門分野  形成外科

担当医表

 
午前  横山 横山/

大学医師

横山
午後 横山
/レーザー
横山 レーザー

*予約・紹介のみ
*健康保険での診療初診時にはできるだけ診療情報提供書(紹介状)をご持参ください。お持ちいただかない場合は選定療養費がかかります。
*受診をご希望の方は形成外科窓口にお問い合わせください。
*土曜日は休診となります。