リウマチ膠原病センター
概要・診療方針
当院センターはリウマチ科(整形外科系)と膠原病科(内科系)が同一フロアで診療し、病室は同じ病棟を使い、両者で協力しながらミーティングも行っています。診療対象疾患はリウマチ科では関節リウマチ、軽症の結合組織病、脊椎関節炎、線維筋痛症を診療し、膠原病科では関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、強皮症、混合性結合組織病、皮膚筋炎・多発性筋炎などの結合組織病は主に膠原病内科で診療しています。最近は結合組織病に脊椎関節炎が合併する症例もあることから膠原病内科でも脊椎関節炎を診療している症例もあります。逆に軽症のシェーグレン症候群などの結合組織病をリウマチ科で診療する症例もあります。脊椎関節炎の患者さんはこの10数年で二千数百名が受診しており、この疾患群の中には、強直性脊椎炎、乾癬性関節炎、掌蹠膿疱症性骨関節炎、腸炎性関節炎、反応性関節炎、そして、数年前からMRI診断学の進歩により、軸性脊椎関節炎の診断と治療が可能となった。関節リウマチに対してはメトトレキサートをアンカードラッグとして、生物学的製剤の投与を行い、投与総数は数百名となっています。また、脊椎関節炎に対しても生物学的製剤のうちレミケード、および、ヒュミラが健康保険で認可され、当科では数十名の診療実績があります。手術的治療においてはリウマチ科では主に手指、足指の変形、あるいは腱断裂に対して形成術を行っています。膝および股関節破壊に対しては整形外科の協力を得て人工関節置換術を施行しています。また、膠原病に関しては北里大学医学部膠原病感染内科と信州大学第3内科の協力もあり、常時数名が交替で外来診療に当たっています。
医師紹介
鈴木 貞博 (すずき さだひろ)
昭和57年卒
役職 | 膠原病科部長、総合診療科部長 リウマチ科部長、リウマチ膠原病センター長 |
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資格 | 日本内科学会総合内科専門医・研修指導医 日本プライマリケア連合学会認定医・研修指導医・評議員 日本リウマチ学会専門医・指導医・評議員 日本医師会認定産業医 |
専門分野 | 膠原病全般の診断と治療、関節リウマチの内科的治療、不明熱疾患の診断と治療 |
小野 静一 (おの せいいち)
昭和58年卒
役職 | 東洋医学科部長、リウマチ科医長 |
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資格 | 日本整形外科学会専門医 日本リウマチ学会専門医・指導医 日本リハビリテーション医学会認定医 日本医師会認定産業医 日本東洋医学会漢方認定医 日本リウマチ財団登録医 日本整形外科学会スポーツ医 |
専門分野 | リウマチ性疾患、線維筋痛症、 東洋医学、栄養学(日本亜鉛栄養治療研究会副会長) |
安村 匡弘 (やすむら まさひろ)
平成25年卒
役職 | 医師 |
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資格 | 日本内科学会認定内科医 |
専門分野 | 膠原病 |
倉科 淳一 (くらしな じゅんいち)
平成27年卒
役職 | 医師 |
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資格 | – |
専門分野 | – |
浦野 房三 (うらの ふさぞう)
昭和51年卒
役職 | リウマチ膠原病センター顧問 |
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資格 | 日本リウマチ学会専門医・指導医 多発性付着部炎研究会顧問 日本脊椎関節炎研究会理事 日本線維筋痛症学会理事 日本リウマチ学会評議員 信州リウマチ膠原病懇談会顧問 線維筋痛症友の会顧問 日本整形外科学会会員 |
専門分野 | リウマチ性疾患(関節リウマチ、脊椎関節炎、線維筋痛症など) |
担当医表
リウマチ膠原病 センター |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
午前 | 下島
田中(第3/5) 小野 |
安村
浦野 小野 |
上野賢
浦野 田中知 |
小川
浦野 倉科 |
原
浦野 小野 |
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午後
(予約のみ) |
下島
田中(第3/5) 浦野 |
上野賢
浦野 |
小川
石井 林 |
鈴木貞
中村 原 |
*土曜日は休診です。