JA長野厚生連
南長野医療センター
篠ノ井総合病院
毎日の外来診療の積み重ねから眼科専門医として必要な知識、手技を身に付けてもらいます。結膜炎、麦粒腫等の外眼部、前眼部疾患から網膜血管閉塞、増殖糖尿病網膜症などの眼底疾患に至るまで診断、治療ができるように指導します。
最低限白内障手術が一人でできるようになることを目標とします。白内障手術は全ての眼科手術の基本となるものですので、よりスムーズに、安全に手術ができるよう指導します。より高度な手術については白内障手術を習得した後に本人の希望に応じて考慮します。
眼科専門医の取得に必要な2回以上の学会発表、1編以上の原著論文の発表ができるよう指導します。
専門医取得までは特に専門を決めず、まんべんなく眼科一般について研修するのが良いと考えています。手術では眼形成領域を除くほとんど全ての眼科手術を行っていますが、一人常勤体制ということもあり、硝子体手術、緑内障手術、網膜剥離手術等はそれほど多くはありません。また、外来についても現在マンパワー不足により、紹介患者のみに制限していますので、(開業医の先生方が困ってしまうような難症例などが集まってきますのでそれはそれでいい経験とは思いますが)一般眼科医がよく遭遇する疾患は必ずしも多くありません。そのような症例が多い病院での研修を希望される場合にはもちろん考慮します。当院で戦力として一緒に働いてもらえるよう指導します。