EDUCATION教育・研修について

新人研修紹介

新人教育の特徴

  • E-learning での自己学習と集合研修で知識・技術の習得を目指します。
  • 集合研修での学びを現場での実践に移行し、実践での振り返りを仲間と共有します。
  • プリセプターシップで新人看護職員をプリセプターとともに、チーム全員で新人さんを支えます。


 

研修センター新入職員研修(4月1日〜約2週間)

目的
  • 厚生連と病院・医療について理解を深め、社会・医療人としての心構えをつくる
  • 研修期間を通してお互いを知り、助け合い多くの仲間をつくる
主な研修内容

 

新人看護職員研修(3月〜4月)

目的
  • 看護職として働いていく気持ちを養う
  • 基本的看護技術を復習し習得する
オリエンテーション・プリセプターとの顔合わせ(3月)

講義と実技演習
  • 固定チームナーシング・新人教育について
  • 電子カルテ演習
  • 採血・静脈注射研修
  • 呼吸ケア研修
  • インスリン注射・血糖測定器研修

 

1年間の研修スケジュール(1年目)

4月 ・採血・輸液・吸引・SMBG・インスリン
・電子カルテ・看護倫理・固定チーム
5月 ・輸液・シリンジポンプ・尿道カテーテル
6月 ・糖尿病基礎
7月 ・KIZUKI・3ヶ月フォローアップ
8月 ・皮膚ケア・看護過程
9月 多重並行業務研修
10月 ・6か月フォロー研修・認知症看護
11月 ・皮膚ケア・看護過程
12月 ・嚥下・口腔ケア
1月 ・看取りのケア・倫理
2月 ・事例検討会
3月 ・振り返り研修

 

 

教育プログラム

JA長野厚生連看護部理念に基づき、寄り添う看護を大切にし、豊かな感性と自律性を備えた、地域に貢献できる看護職員の育成を教育理念とし、キャリアラダー・マネジメントラダーを取り入れ、個々の目指すレベルに向けてキャリアアップができる体制を整えています。

 

その他のプログラム

  • 全体研修(接遇、安全、感染など)
  • BLS、ICLS、SCLS
  • 看護診断ラダー研修
  • 認定看護師による研修
  • 看護研究・継続看護研修
  • 固定チームナーシング研修

 

卒後研修の様子

 

認定看護師

看護職は、使命を持った専門職です。看護の専門性を発揮できるよう、看護職は常に知識と技術の習得に心掛け、皆で切磋琢磨していくことが必要となります。また、看護の知識や技術のみならず社会性や人間性の向上に努めることも必要です。その中で、看護の専門性の向上のため、特定分野に深い知識や優れた技術を持つスペシャリストとして日本看護協会では認定看護師を育成しています。認定看護師は、全部で21分野あります。当院には、15分野18人の認定看護師がいます。医療の進歩とともに、看護職もどんどん進歩しています。看護の心を持ったスペシャリストである認定看護師が、地域の方々により一層支援ができるよう認定取得に病院も最大限のサポートをしていきます。

皮膚・排泄ケア認定看護師
褥瘡(床ずれ)などの創傷管理およびストーマ、失禁等の排泄管理。患者・家族の自己管理およびセルフケア支援
緩和ケア看護認定看護師
疼痛、呼吸困難、全身倦怠感、浮腫など苦痛症状の緩和。患者・家族への喪失と悲嘆のケア
がん化学療法認定看護師
がん化学治療薬の安全な取り扱いと、適切な投与、管理、副作用症状の緩和およびセルフケア支援
感染管理看護認定看護師
医療関連感染サーベイランスの実施。各施設の状況の評価と感染予防・管理システムの構築
不妊症看護認定看護師
生殖医療を受けるカップルへの必要な情報提供および自己決定の支援
透析看護認定看護師
安全かつ安楽な透析治療の管理
長期療養生活におけるセルフケア支援および自己決定の支援
小児救急看護認定看護師
緊急時の子どもの病態に応じた迅速な救命技術、トリアージの実施。育児不安・虐待への対応と子どもと親の権利擁護
脳卒中リハビリテーション看護
認定看護師
脳卒中患者の重篤化を予防する為のモニタリングとケア。活動性維持・促進のための早期リハビリテーション。急性期・回復期・維持期における生活再構築のための機能回復支援
救急看護認定看護師
救急医療現場における病態に応じた迅速な救命技術、トリアージの実施。災害時における急性期の医療ニーズに対するケア
糖尿病看護認定看護師
糖尿病と共に生活する患者の合併症の発症、悪化を予防し、その人らしく健やかな生活を継続できるよう、生涯続くセルフケアや療養生活を支援
認知症看護認定看護師
認知症患者の意思を尊重し、権利を擁護する。総合的なアセスメントから各期に応じた看護実施。看護職、地域への啓発活動
慢性呼吸器疾患看護認定看護師
COPDや喘息、間質性肺炎等の慢性呼吸器疾患患者・家族が対象。呼吸機能の評価及び呼吸管理や呼吸機能維持・向上のためのリハビリテーションの実施、急性憎悪のためのセルフケア支援
摂食・嚥下障害看護認定看護師
摂食・嚥下機能の評価および誤嚥性肺炎、窒息、栄養低下、脱水の予防。適切かつ安全な摂食・嚥下訓練の選択および実施
集中ケア認定看護師
生命の危機状態にある患者の病態変化を予測した重篤化の予防。廃用症候群などの二次的合併症の予防および回復のための早期リハビリテーションの実施

新たな分野として今後の取得認定看護師

摂食・嚥下生涯看護、慢性心不全看護、手術看護、新生児集中ケア、訪問看護、がん疼痛看護など、1つの認定分野に複数の看護師を養成していきたいと考えています。