現在は本館4階東病棟で主任をしています。この病棟は小児科、眼科等の混合病棟なので、0歳から100歳超までの患者さんが入院されてきます。
この部署に配属されるまでは、助産師として、産婦人科病棟、NICUなどで勤務し産前産後のお母さんや、赤ちゃんのお世話をしていました。
0歳から100歳まで、子供から高齢者まで幅広く、いろいろな診療科をみる病棟なので、いろんな知識、判断能力、コミュニケーション能力が必要となります。大変さもありますが、自分の力になっていくのは楽しいと感じています。また、患者さんにとってどんな看護がいいのか考えたり、実際に元気になって退院していく患者さんをみて、少しでも力になれたかのかなと、そこにやりがいを感じています。
今までは患者さんにとってどのような看護が必要かなど、患者さんのことを考えていればよかったのですが、主任になってからは、スタッフとコミュニケーション、悩んでいたり、仕事にいきづまっていたら、話を聞くようにしています。どうすれば病棟スタッフが働き易くなるか、また看護師として成長できるか考えるように努めています。
また、他の部署のスタッフ、他業種のスタッフとコミュニケーションをとる機会が増えたので、あらためて病院はみんなで成り立っているんだと実感しています。
私は助産師として就職して産婦人科でずっと働いてきましたが、現在は産婦人科以外の部署に所属し、いろいろな経験をさせていただいていています。一つのことを突き詰めたり、幅広くいろいろな経験をすることが出来るのが総合病院の良いところだと思います。
学生の皆さんには、患者さんのことを一番に考えられる看護職を目指し、看護職として楽しさ・やりがいを見つけていただければと思います。看護職の仕事は一生続けられるので、看護職として長く続けていただけるとうれしいです。