医療機器の専門学会である「日本医療機器学会」が開催され、参加と演題発表を行ないました。
同学会は、医療機器の最新情報や情報交換の場として、今回で第86回と歴史のある学会です。
今回の会場は、「パシフィコ横浜」でした。ここは近年、学会・研究会場としよく使われています。
3日間に渡る会期中には、同学会が認定する各種認定士向けのセミナーの開催、シンポジウム、
ワークショップなど多数と一般演題も134題出されています。
更に、関係業者からのメディカルショージャパンも開催されました。
今回当院からは、透析装置関連での新技術導入の報告をしました。
当院の透析室は開設以来40年にに渡り地域の皆様に良質の透析療法の提供を目指してきました。
近年の透析療法では、その透析液の水質改善維持が透析療法の質を問う要因になっています。
今回当院で導入した透析用水処理装置と近年導入している最新透析装置との組み合わせで、
透析用水処理装置から透析装置までの、切れ目のない消毒システムが完成しました。
従来は、透析装置の消毒は毎日行ないますが、水処理装置の消毒は毎日は行なわず、
一年に一度か二度の定期点検時のみ行なっていました。
そして、水処理装置から透析装置への繋ぎの部分には消毒が行なえない部分も存在していました。
今回の新システムでは、水処理装置の消毒運転が自動になり毎週行なわれるようになりました。
そして、未消毒部分も消毒ができるようになりました。
消毒システムには熱湯消毒を採用し、残留薬剤のない安全性と、排水に薬剤の出ない環境にやさしい
経済的にも優れたシステムとなりました。
今後、透析液の更なる清浄化とその維持に有効に働くものと期待して発表を終わりました。
臨床工学科の取り組みとして、学会研究会に参加して最新情報の入手、さらに当院の研究の発表。
今後も継続して行きたいと考えています。
・・・ 2011/06/09








