HHD(家庭透析)の勧め

 透析療法は40年以上の歴史を持ち、日本国内に30万人弱の透析療法を行なっている人がいます。
そのほとんどが、病院やクリニックなどの施設で透析を受けています。
しかし、自分の家で透析を行なっている人もわずかですがいます。
施設透析に比べ家庭透析HHDと言われていますが、その利点欠点についてご説明します。

○まず家庭透析の良いところは、
・病院に週3回出向いて透析を受けることなく、ご自分の家で透析ができる事。
 これは、病院が遠いとか、自営業で家を空けられない人とかにとっては非常に便利です。
 また、病院の透析実施時間にとらわれることなく、自分の都合の良い時間に合わせて、
 行ないたいだけ透析を行なうことができます。
 病院では、昼の時間帯とか夜の時間帯とか決められていて、自由にできませんね。
 更に、家庭透析の透析装置は自分専用です。
 病院では通常2人から多い所では4人位で兼用で使用します。
 病院に拘束されると言う感覚でなく、家で家族と一緒にテレビを見ながら行なえます。
 行なおうと思えば、週3回でなくてもOKです。きっちり1日おきでもOKですし、毎日でも可能です。
 要するに自分の都合で、昼でも夜でも日曜でも自由に透析療法を行なうことができるのです。
 従って、透析の成績も一段と良くなる可能性もあります。
 
○家庭透析の考慮しなければならない点は、
 ・家庭では全て自分で行なわなければならません。
  透析装置の運転から、ダイアライザーや血液回路の組み立て・プライミング。
  透析開始から終了まで、針刺しも全て自分で行ないます。
  もちろん家族の協力を得て行なうことも可能です。
  そのために、病院でしっかり訓練を行ないます。
  この訓練が終了した後にいよいよ家庭透析の開始となります。
 ・透析装置の手配や設置は病院やメーカーで行ないます。
  若干の電気設備や水道設備の手直しは必要です。
  近年では保険認定もされていますので、経済的負担は少ないと思います。

と言うことで、家庭透析は東京や名古屋の病院ですでに実施しています。
当院でも希望があり、条件が整えば実施する準備はあります。
ご興味のある方は、もっと詳細なお話を致しますので透析室までお問い合わせ下さい。