リウマチ膠原病センター(リウマチ科・膠原病科)後期研修プログラム
定員:1名

研修年限:日本リウマチ学会の基準に準じて定める
学会の基準では合計5年とされているが、基本領域学会の資格を有する者は3年で終了。
全期間一施設のみで研修するのではなく、他施設の研修期間との合計で申請されることが多い。したがって、日本リウマチ学会専門医申請を目的とした研修期間は最短1年、それ以外の研修は最低6ヶ月とする。最長3年まで対応。

一般目標

 21世紀入り、先進国を中心に関節リウマチの画期的な薬剤、生物学的製剤の投与が行われるようになってきた。また、診断学においても、従来、診断が充分にされていなかった結合組織病、脊椎関節炎、線維筋痛症なども積極的に診断されねばならない時代が到来した。  当センターは疾患をトータルな立場から診るために、内科系・外科系が同一フロアで外来診療し、同一病棟で入院治療、あるいは、カンファレンスを行っている。 

行動目標

 年度別に設定はない。状況によって常に心がけて欲しい内容を示す。
  1. 一般的内科的診察法、整形外科的診察法、など基本的な手技を習得する。特に運動器全般の診察方法は、脊椎、各関節および靭帯など付着部の診察方法は大切である。
  2. 肩関節、肘関節、手関節、指関節、膝関節、足関節への穿刺手技を習得する。
  3. 外科系は各種整形外科手術手技の研修。内科系も希望により関節鏡の研修も可能。内科系も整形外科手術の見学、あるいは手術助手の経験をする。
  4. 皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、腎臓内科を初めとした内科の各division、その他、臨床各科との連携も習得する。
  5. 放射線医学からみたリウマチ性疾患の診断学の習得。臨床検査の免疫学的見地からの習得。
  6. 関節リウマチにおける診断、および、薬物療法 1.抗炎症剤 2.抗リウマチ薬3.ステロイド剤 4.生物学的製剤などの実際。
  7. 全身性エリテマトーデスの診断と治療の実際。
  8. 悪性関節リウマチ、若年性関節リウマチ、シェーグレン症候群、強皮症、CREST症候群、多発筋炎皮膚筋炎、壊死性血管炎、抗リン脂質抗体症候群、結節性動脈周囲炎、混合性結合組織病、強直性脊椎炎、ベーチェット病、腸疾患合併関節炎、乾癬性関節炎、掌蹠膿疱症性骨関節炎、反応性関節炎、ライター症候群、付着部炎性脊椎関節炎、線維筋痛症、変形性関節症、痛風性関節炎、偽痛風、リウマチ性多発筋痛症など各種のリウマチ性疾患の診断と治療を習得する。
  9. 症例カンファレンス、抄読会、リハビリカンファレンス、学会・研究会への参加、および、発表。症例あるいは臨床研究による論文作成(専門医申請者は必須)。