外科系でもいくつもの科を経験したい研修医のためのプログラムです。救急を経験しておくことで、 総合的に初期診療が行うことができる能力を養います。家庭医や僻地での診療をめざす方のことも考えてい ます。当院の外科系は、手術症例が豊富であり、多くの手術を経験できます。希望の選択や年度ごとの方向 性の変更(専門科に特化しそのプログラムに乗り換えるなど)も受け入れられます。希望があればあらかじ め準備しておくことにより外科専門医やそれぞれの科の専門医を取ることもできます(学会に所属すること が必要)。
(外科後期研修プログラム参照、各外科系専門科後期研修プログラム参照)一般目標(GIO)
外科の総合的な知識、技術、態度を身につけると共に、救急患者の初期対応が十分できるようになること により、将来の専門分野を持つかどうかには関わらず、プライマリ・ケアを含んだ、外科系処置が十分でき る総合的外科系医師としての実力を修得する。行動目標(SBOs)
- 一般外科(主として消化器、乳腺)、整形外科、救急科での、初期診療、基本的診療ができるようにな る。その他、心血管外科、呼吸器外科、脳外科、泌尿器科、産婦人科、耳鼻科、形成外科および麻酔科のう ち希望する科の基礎的診療を理解する。
- 外科系外来、総合外来患者の診療を行い、鑑別診断を中心とした診断法を身につけ、外科的処置、外来 手術など外科的治療を中心とした治療を実践する。
- 救急外来患者の診療を行い、救急疾患の初期対応について経験する。
- 外科系の入院患者診療を行い、診断と治療の組み立て方、手術、周術期管理、抗腫瘍化学療法について 理解し、実践する。
- 総合外科系医師として必要な基本的検査手技、治療手技を身につける。
- プライマリ・ケアについて知り、経験する。
- 終末期の診療について、その方法、考え方について学び、実践する。
方略
(ここには例を挙げる。研修医の希望によりさまざまな選択の組み合わせが可能)- 1年目に一般外科に属し10ヶ月以上診療する。1年目に他の外科系専門科に属することも可能(外科専門 医を取得する場合は一般外科に合計3年以上は必要)。
- プライマリ・ケア医、家庭医、僻地医を目指す場合は総合外来を1~2週に1日程度行う。
- 救急科として診療を行う。
- 希望によりICLSインストラクター、JPTECプロバイダーの資格を取得する。
- 整形外科に10ヶ月以上属し、診療する。 その他心血管外科、呼吸器外科、脳外科、泌尿器科、産婦人 科および麻酔科で、必要でありまた希望する科があれば、3ヶ月以上を単位として研修することができる。 必要により内科系の科を研修することもできる。
- 信州大学その他国内外の施設での留学、研修も可能。(当院に在籍したまま国内外の施設での研修が可 能な留学制度がある)
- 各部門の研修中に初期研修医の教育の一部を実践する。
- 所属時の科のカンファレンスに参加する。毎朝の救急カンファレンスに参加する。
- 毎月行われる病理カンファレンスに参加する。 CPCに参加し、討議する。
- 学会発表、論文発表を行い、可能ならば臨床研究に携わる。(各専門科同士が連携を取ることが必要)
- 各種の勉強会、研究会、講演会にできるだけ多く参加する(幅広く知識を得る)。
- 研修中の専門科の指導医だけではなく、上級医、他科の医師、コメディカルも指導、協力する。
評価
- 外科系各科、救急科の指導医が、行われた研修の成果を形成的に評価し、最終的には最後の研修を行っ た科の指導医が総括的評価を行う。
- 評価は、知識、技術、態度・習慣のすべての研修領域において行われなければならない。
- 評価に当たっては、他の専門内科医、コメディカルの意見も取り入れなければならない。
- 評価した結果は院長に報告され、院長の判断により修了と認められる。







