ごあいさつ – 研修を希望される方へ
 私どもの篠ノ井総合病院は昭和42年4月、長野市南部の田園の中に開設されました。千曲川と犀川に挟まれた「川中島の古戦場」の一角にあり、春になると桃・杏・林檎の花が咲き競う風光明媚の地でありますが時代とともに環境も著しく変化し都市化しております。当院の所在地は1998年長野オリンピックが開催された時開閉会式がおこなわれたOlympic Stadiumの近くにあり、長野新幹線で東京まで一時間半で行くことができます。中央道長野線と上信越道のジャンクションに近い更埴インターも近くにあり交通の便も良好です。学会や研修会に行くのにも便利で後期研修に励むには素晴らしい環境です。

 開院当時30床でスタートした当院は急性期病院として他の病院に負けない高度な専門医療と救急医療に力を注ぎながら発展し、今では433床、診療科23科の長野市南部地域の中核病院となりました。そして「患者本位の病院」を目指すという初代院長の教えを基本理念とし、患者さんにも職員にも思いやりのあるやさしい病院として地域医療に貢献しております。

 平成16年4月より初期臨床研修が始まりましたが、本年度は1年次3名、2年次5名の若い先生が日夜一所懸命に研修に励んでおります。若い先生は病院に活気を与えてくれます。また指導する先生達も高度な知識と情熱的な教育指導を行っており、臨床上必要なスキルを身につけております。当院のプログラムで今まで11名の初期研修医が巣立っていきました。

 後期研修は医師としては初期研修の続きでありますが、それと同時に専門医となるための第一歩であります。平成19年より麻酔科に2名、産婦人科に2名、循環器科、消化器科に各1名の後期研修医が採用され日夜研修に励んでおります。当院の研修期間は各科によって3〜5年と違いはありますが数多くの学会施設認定も受けており、また優秀な指導医専門医もおります。「井の中の蛙」にならないように、当院だけでなく信州大学と関連しての後期研修もできるように考えておりますし、その間の給与や奨学金についても配慮しております。後期研修を修了した研修医が必ず専門医を取得できるよう指導医の下に厳しくも暖かいトレーニングを行います。そして真のプロフェショナルとして病める人を救う、技術だけでなく心やさしい良医を育てる教育・研修を必ず行います。

 意欲ある研修医に、当院で後期研修をしていただきます事をお待ちしております。
院長 木村薫