呼吸器外科からのお知らせ (最新10件まで、タイトルクリックで全てご覧頂けます)
- 01/26 ベルリン血管病センター留学記
概要・治療方針
呼吸器外科とは、肺、胸壁、縦隔の疾患を対象とした外科をいいます。肺癌、転移性腫瘍、胸腺腫、胸膜中皮腫などの悪性腫瘍の切除をはじめ、自然気胸、外傷性血気胸、肺や縦隔の良性腫瘍、膿胸などに対する外科的治療や、縦隔リンパ節・肺の生検などの外科的手技を要する診療を担当します。このような呼吸器外科の領域で最も症例数が多く、かつ重要な疾患は、やはり肺癌です。
長野県保健予防課の統計によると、長野県における1960年と2000年の癌死亡者数を比べた場合、胃癌の死亡者数は0.8倍とやや減少しているのに対し、肺癌による死亡者数は7.3倍と激増しているのです。
診療内容
肺癌が発見された場合、現在のところ外科手術が必須であり、呼吸器外科を中心とした診療がいかに安全かつスムースに行えるかが大変重要です。当院には肺癌の診療に関して、胸部読影のエキスパートである放射線科:長谷川医師、呼吸器の専門的な診察に携わり気管支鏡検査も行っている呼吸器内科:高見澤医師、外科手術を担当する呼吸器外科専門医:青木医師、腫瘍から採取される細胞や病理組織の診断にあたる病理科:川口医師と、各領域の専門家が常勤で揃っています。
これに加えて、たとえ手術中の管理が困難な症例であっても協カ的に応じてくれる麻酔科医師や、万一術中に不測の事態があった場合でも迅速に対応できる心臓血管外科医師の存在、手術室や病棟で患者さんを暖かく見守ってくれる看護師らの協カがあり、診療体制はとても充実しています。
患者さんへ一言
これまでに肺癌に対しては様々な抗癌剤が開発され、放射線療法も検討されてきています。しかし残念ながら、今のところ肺癌に対する決定的な治療法は存在せず、早期発見・早期手術を行う事が肺癌治療の原則となっています。
最近は様々な施設で「胸部らせんCTによる肺癌検診」が行われており、JA長野県厚生連でもCT検診車を導入して地域住民に対する移動検診を行っています。
当院人間ドックでも胸部らせんCT検診を実施しております。40歳以上の方(特に喫煙者の方!)は受診をお勧めします。また喫煙・非喫煙を間わず、60歳以上の方は毎年の受診を強くお勧めします。
今後、篠ノ井総合病院では肺癌および他の胸部疾患に対する診療に関して、さらに迅速かつ質の高い医療を提供していきます。







