関節疾患スポーツ障害治療センターのご案内
センター長 丸山 正昭

膝か、腰に痛みを感じないで生涯を終わる人は、いないとさえ言われます。当センターでは、患者数の多い膝関節を中心とした下肢の疼痛性疾患と私が今まで研究面も含めて取り組んできた股関節疾患に加えて、スポーツによる下肢の障害を対象に専門性を生かした診療を行っています。

私が当院に赴任した2003年7月から約5年間の手術件数は、膝関節に関しては、人工関節置換術:67件、関節鏡手術:113件(うち前十字靭帯再建術:14件)、関節形成術(高位脛骨骨切り術など):13件で、股関節に関しては、人工関節置換術:305件、関節形成術(寛骨臼回転骨切り術など):38件となっています。
こうした関節外科に関する診断と治療法は、信州大学整形外科での診療経験だけではなく、今から13~14年前に、人工膝は米国・Harvard大学、人工股は米国・Indiana大学に私がそれぞれ留学した経験が元になっており、後者の大学とは今でも治療が難しい症例の検討などで交流しています。

また、スポーツの分野では、院外活動として、長野オリンピックを契機に11年前からドーピング検査や大会救護などを担当し、現在でもスケートなどの競技を中心に活動していますが、今後は地域医療のレベルでもスポーツに取り組む人たちの健康管理やスポーツ障害・治療の啓蒙活動などにも取り組んでいけたら、と考えています。

医師紹介

北川 和三 (きたがわ かずみ)
副院長、昭和51年卒
■主な職歴
信州大学整形外科
■資格
日本整形外科学会認定整形外科専門医、日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医、
日本リウマチ学会認定リウマチ学会登録医
■専門分野
首や上肢の痛み・シビレ、腰痛、下肢痛・シビレ、麻痺などの症状を呈する脊椎・脊髄疾患を専門としています。
丸山 正昭 (まるやま まさあき)
整形外科部長、関節疾患スポーツ障害治療センター長、昭和59年卒
■主な職歴
信州大学整形外科、Harvard大学、Indiana大学、国立療養所中信松本病院
■資格
日本整形外科学会認定専門医、日本体育協会認定スポーツドクター、麻酔科標榜医
■専門分野
股・膝関節を中心とした下肢の関節外科、スポーツ整形外科、骨粗鬆症を専門としています。
田中 学(たなか まなぶ)

整形外科医師、平成17年卒
■主な職歴
市立大町総合病院、飯田市立病院、信州大学医学部付属病院、
■資格
麻酔科標榜医